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山の記


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雲竜渓谷 燕岩の氷柱

昨年のクリスマスに開催した、地元のミーティングに参加してくれたM君がクライミングに復帰。
アイスに行きたいと連絡があった。

クラブのメンバー一人を加え、3人で雲竜渓谷に行ってきた。
先週、日光山岳救助隊の訓練があったので、車道は雪かきしてあり、アプローチシューズで快適に歩くことができた。

しかしまあ、人が多いですな。
自然の造形美を見に来る観光客と、それを破壊するクライマーという図式が出来上がりつつあります。
以前はごく一部の人しか、雲竜の氷の回廊を見ることはできなかったのだが、ここでクライマーが駆逐されるのも、そう遠くない気がする。

最近では、気温の上昇も相まって、友知らずが氷の回廊になることもないのだが。
昔はね、今より比べ物にならないくらい綺麗だったのよ。
ラッセルが深くて、アプローチも結構しんどかったけど。

さてさて、この日も気温上昇の影響で、本瀑は大穴があき、登攀対象にはならず。
友知らず左岸は、取り付きが水の中のうえ、上部が薄くベルグラになている。

登れそうな友知らず右岸と、燕岩周辺は、すでにガイド山行?なのか、トップロープで行列が出来ていた。
せっかく来たのだからと、アイスボルダーをやって遊んでいたら、燕岩の氷柱の一番下流側を空けてくれたので、早速これを登る。およそ20メートルの垂直の氷柱だ。

左のラインが一番傾斜が強く、下から上まで一番まっすぐにつながっている。真ん中は凹角状で易しそう。右は下部がデルタ状で傾斜が少し落ちているのが気に入らない。
左が一番美しいラインだったので、これをリードするが、登り始めてちょっと後悔。
ワインボトルの集合体のような氷で、プロテクションが悪かった。
落ちたら止まらないだろうなと思いながら、フッキングを繰り返し登りきる。
緊張して、腕が結構パンプした。

3時ごろになると、登山者が徐々に減り始め、下流の2段の滝も空いたので、これもリード。
日が沈むまで登りこんで、暗くなった車道をとぼとぼと歩いて帰った。




今回の成果

燕岩の氷柱  六級 リーシュレスフリー
友知らず右岸二段の滝 四級 リーシュレスフリー
雲竜渓谷 燕岩の氷柱_a0209156_22535614.jpg

by The-Right-stuff | 2013-02-03 22:29 | 喰らい民愚